World

澄み切る空の下で僕らは
見えぬ明日に勇気をかざす
何もかもすべて脱ぎ捨てて
青く広がる海へ飛び込む

わからない本当の生き方
わからない本当の意味が

すべて飲み込むほど心が欲しい
そして今日も同じことを繰り返す
すべて許せるほど心が欲しい
赤く染め上がる夕陽を見て泣いた

この感情を風に乗せて
君の所へ会いに行く
それは欲でもなきゃ寂しさでもなく
たた単純に愛しているから

どこまでも空は果てなく
小さな僕を包み込む

すべて笑えるほど心が欲しい
一人帰り道 雨に打たれていた
君を支えるほどの心が欲しい
赤く染め上がる夕陽に背を押されていた

いつもの街の人の流れ
二人の絆が解けぬように
悲しく 切なく 苦しく 優しく
星が流れ

無邪気な夢の中で少年は
手探り 夜明けを探している
遠く雲が流れ時が過ぎゆく
灰色の大地の真ん中 僕は

もしも願い叶うなら
この手が離れぬように

息詰まる日々 君はこう言った
「幸せのあとの明日が怖い」
伸ばした手の先は何も見えず
足並み揃えて 誰もがそっと歩いている

世界の未来に駆ける翼下で
僕らは何を思うだろう
夢と現実が漂う荒地に
今日も一人僕は彷徨う

君のその言葉は
どこまでが一体本当なの?

行く手を阻むものはもう何もない
互いにすべてを委ね 共に進もう

何を守るかは未だにわからないけど
そこには何故か君がいて
何が欲しいのか未だにわからないけど
胸の中に何かが
そして今日も通りには雨が降り
すべてを流した
その雨の中で何かを待っているなら
僕はどこにでも行こう

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作詞:牧野隼人、野本健太郎
作曲・編曲:野本健太郎
歌・演奏:野本健太郎
Vocal REC:Euston Studio(エンジニア:河野智行)